ハイデルベルグ、上海工場からの輸出が増加

03/16/2021

  • 特に需要が高いスピードマスターCD102とCS92
  • 40か国以上のお客様から信頼を得た中国、上海発のハイデルベルグ品質
  • 上海工場からの輸出が19%に
  • 日本の印刷会社、荏原印刷株式会社と文化堂印刷株式会社もハイデルベルグ上海工場からスピードマスターCD102を導入

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにもかかわらず、アジアのコア市場における印刷システムの需要は、再び危機前のレベルに近づいています。同じことが、ハイデルベルグ上海工場の生産量にも当てはまります。ハイデルベルグは、中国、上海工場で生産された印刷機の輸出を徐々に増やしてきました。上海工場は2005年に設立され、ポストプレスシステムの組み立てからスタートし、その後中国市場向けの標準的な小型印刷機の生産を開始しました。現在、この拠点では約450人のスタッフが働き、すべての標準サイズの商業印刷およびパッケージ印刷向けの印刷機が生産されています。今では、生産の中心は、70×100サイズ、特にスピードマスターCD102およびスピードマスターCS92モデルとなっています。

40か国以上のお客様から信頼を得た中国、上海発のハイデルベルグ品質
満足したお客様が再度投資を
中国で組み立てられたスピードマスターCD102を最初に導入した日本の印刷会社、文化堂印刷株式会社
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

ハイデルベルグ、上海工場からの輸出が増加

03/16/2021

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにもかかわらず、アジアのコア市場における印刷システムの需要は、再び危機前のレベルに近づいています。同じことが、ハイデルベルグ上海工場の生産量にも当てはまります。ハイデルベルグは、中国、上海工場で生産された印刷機の輸出を徐々に増やしてきました。上海工場は2005年に設立され、ポストプレスシステムの組み立てからスタートし、その後中国市場向けの標準的な小型印刷機の生産を開始しました。現在、この拠点では約450人のスタッフが働き、すべての標準サイズの商業印刷およびパッケージ印刷向けの印刷機が生産されています。今では、生産の中心は、70×100サイズ、特にスピードマスターCD102およびスピードマスターCS92モデルとなっています。

40か国以上のお客様から信頼を得た中国、上海発のハイデルベルグ品質

ハイデルベルグは現在、上海の工場から40か国以上に機械を輸出しています。中国以外の主なお客様は、日本、インドネシア、マレーシア、インド、フィリピンなどの他のアジア市場ですが、ヨーロッパへの輸出(主に標準的な印刷機)も増えています。たとえば、ドイツ、イタリア、スイス、フランスにおいて導入されています。南米と中米では、メキシコやブラジルなどの国々に輸出しています。その結果、今や中国からの輸出は19%に達し、成長を続けています。

「上海の生産拠点はサクセスストーリーです。なぜなら、中国市場だけではなく、世界の他の地域においても、ますます成功を収めているからです。」と、ハイデルベルクのCEOフンツドルファーは語ります。「すでに、製造されているすべてのハイデルベルグの印刷ユニットの約3分の1がこの工場から出荷されています。コロナウイルスのパンデミックからのアジア市場の急速な経済回復に続いて、私たちの上海での生産は、危機を克服する上で戦略的な利点であることが証明されました。結果として、私たちはこれらの地域で成長の機会をますます実現することができるのです。」

満足したお客様が再度投資を

1959年に設立された日本企業の荏原印刷株式会社は35人のスタッフを擁し、長年に渡るハイデルベルグのお客様です。このマルチファンクショナルなメディアサービスプロバイダーは、エンターテインメント業界グローバル企業の認定サプライヤーでもあり、投資決定の準備には細心の注意を払い、厳格な基準を定めています。詳細な市場分析に基づいて、荏原印刷は製品ポートフォリオを変革し、従来のビジネスフォームの印刷から、パッケージ印刷のソリューションプロバイダーになりました。その成功の秘訣は、0.03mmから1.0mmの厚みの素材で幅広い製品要件を満たし、薄紙から厚紙、PPおよびPETプラスチックまでのさまざま原反に対応できることです。

これらの能力を得るために、荏原印刷は2004年にドイツで調達されたUV技術を搭載したスピードマスターCD102に投資しました。2020年5月、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの真っただ中に、中国、上海で生産された2台目のスピードマスターCD102-5+Lを導入しました。新しい機械は、2台の古いスピードマスター印刷機の入れ替えでした。現在、最初の印刷機は主に厚い原反の印刷に使われていますが、新しいCD102-5+Lはその柔軟な汎用性を発揮しています。最初の印刷機のピーク時の負担を軽減するためにプラスチックの印刷などをするだけではなく、薄紙を含む他の幅広い用紙を印刷するためにも使用されています。

「投資を決定する前に、新しいスピードマスターCD102のあらゆる側面を注意深く精査しました。最終的に、印刷機の技術的進歩に大変感銘を受けました。私たちは、生産性の大幅な向上に成功し、柔軟性に関しても幅広い原反に対応できることでかなりの恩恵を受けています。」と、監査役の大髙敏氏は説明します。そして、「新しいスピードマスターCD102とハイデルベルグをパートナーとして、競争力を強化し続けられると確信しています。」と、続けました。

中国で組み立てられたスピードマスターCD102を最初に導入した日本の印刷会社、文化堂印刷株式会社

2018年、小田原市に本拠を置く文化堂印刷株式会社は、ハイデルベルグのUV技術を搭載した上海工場からのスピードマスターCD102を導入した最初の日本の印刷会社になりました。文化堂印刷は、これで、70×100サイズのUVテクノロジーを備えたスピードマスター印刷機を合計3台稼働させていることになりました。最新の投資で17年前のスピードマスターCD102を置き換えることによって、文化堂印刷は当初の生産性を倍にすることができました。印刷機の高い生産性と柔軟性は、文化堂印刷が成長するパッケージング市場で成長していくための重要な条件です。柔軟性が高く品質重視の枚葉オフセット印刷は、ウェブオフセット印刷に次ぐ同社の2番目の主力になりつつあります。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

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