02/08/2022
ザットラーメディアグループは、ドイツ国内の4カ所の生産拠点(バートエーンハイゼン、ヒルデスハイム、ホーンブルク、マグデブルク)で500人以上の従業員を擁しています。同社は枚葉オフセット、ウェブオフセット、デジタル印刷によって、カタログや雑誌、メーリング、および新聞の別刷り付録などを生産しており、クロスメディアダイアログマーケティング関連の強力なパートナーです。食品小売業者、出版社、家具メーカー、観光業界、保険会社向けに印刷物を提供しています。
バートエーンハイゼンに拠点を置くザットラープレミアムプリント社は、2020年11月からザットラーメディアグループに加入しました。同グループは、バートエーンハイゼンに枚葉オフセット印刷を集中させています。パフォーマンスと競争力を高めるために、最新の生産テクノロジーに投資し、カットシートから印刷、そして完全な自動化でパレットに積まれた折り丁に至るまで、枚葉オフセット印刷プロセス全体を最新化しています。
ハイデルベルグが受けたこの大口の注文には、2020ジェネレーションの反転機構付きスピードマスターXL106-8-P+L、PFXフィーダおよびP-スタッカー搭載オールバックル高性能スタールフォルダーTH82-P、オートトリム、後方給紙装置、自動転回装置を備えたポーラーN137 PACE(Polar Automation for Cutting Efficiency)が含まれています。新しい機械は2022年4月から7月の間に稼働が開始する予定です。
「この投資の目的は、従業員を増員せずに生産量を大幅に向上させることです。」とザットラーメディアグループのテクノロジー・オーガニゼーション責任者ラルフ・ビュットナー氏は述べています。「ハイデルベルグのテクノロジーのおかげで、夏までに印刷されていない用紙から折り工程そしてパレットに積載された折り丁まで、プロセス全体が大幅に自動化されます。」これを実現するために、ザットラープレミアムプリント社は、枚葉オフセット、断裁、および折り技術をデジタルワークフロー制御システムに統合します。高速で、自動化された正確なセットアップに必要なすべての情報は、プリプレスから生産システムに転送されます。これには、ポーラーPACEシステムの断裁プログラムを完全に自動計算するための面付けソフトウェアからのデータも含まれます。
ラルフ・ビュットナー氏は、紙折り機スタールフォルダーTH82-Pによって生産性が大幅に向上することを期待しています。PFXフィーダは、用紙を折り機にストリーム給紙します。これによりザットラープレミアムプリント社は、毎時18,000枚の出力が可能になります。これは、スタールフォルダーTH82-PがスピードマスターXL106の生産に対応できることを意味しており、枚葉オフセットのピークパフォーマンスをシームレスにポストプレスに引き継ぐことができます。折り機の排出部に設置されたP-スタッカーは、折り丁の束を掴み自動でパレットに積むことが可能です。ロボットはプロセス安定性を高速で実現するだけではなく、オペレータの肉体的な負担も軽減できるため、空いた時間を他の業務に割くことができます。「私たちは市場を注意深く観察し、様々な選択肢を検討しました。」とビュットナー氏は振り返ります。「最終的にハイデルベルグは、エンドツーエンドのプロセスチェーンに渡って完全かつ高度に自動化されたシステムで、私たちを魅了しました。」
サービス契約の一環として、ザットラープレミアムプリント社には、24カ月間サービスとメンテナンス作業が保証されており、これはさらに48カ月に延長することができます。この契約には、スピードマスターXL106の制御ステーションであるプリネクトプレスセンターXL3の定期的なソフトウェアアップデートも含まれています。
ザットラープレミアムプリント社が高性能のテクノロジーに投資するという決定を下したことは、ドイツの印刷業界に戻ってきた明るい兆しの一例です。過去2年に渡り、業界は若干停滞していましたが、多くの印刷会社は現在、新たなテクノロジーを取り入れ、最先端の生産システムへの更なる投資を求めています。ハイデルベルグのドイツにおける販売責任者であるデビット・シュメディングは「私たちは、すべての市場と地域において投資行動が拡大していることを感じています。過去数か月間の売上高は、ハイデルベルグが一貫したデジタル化戦略に支えられた革新的なソリューションで正しい方向に進んでいることを私たちに確信させ、それを現実として示すものです。」
02/08/2022
ザットラーメディアグループは、ドイツ国内の4カ所の生産拠点(バートエーンハイゼン、ヒルデスハイム、ホーンブルク、マグデブルク)で500人以上の従業員を擁しています。同社は枚葉オフセット、ウェブオフセット、デジタル印刷によって、カタログや雑誌、メーリング、および新聞の別刷り付録などを生産しており、クロスメディアダイアログマーケティング関連の強力なパートナーです。食品小売業者、出版社、家具メーカー、観光業界、保険会社向けに印刷物を提供しています。
バートエーンハイゼンに拠点を置くザットラープレミアムプリント社は、2020年11月からザットラーメディアグループに加入しました。同グループは、バートエーンハイゼンに枚葉オフセット印刷を集中させています。パフォーマンスと競争力を高めるために、最新の生産テクノロジーに投資し、カットシートから印刷、そして完全な自動化でパレットに積まれた折り丁に至るまで、枚葉オフセット印刷プロセス全体を最新化しています。
ハイデルベルグが受けたこの大口の注文には、2020ジェネレーションの反転機構付きスピードマスターXL106-8-P+L、PFXフィーダおよびP-スタッカー搭載オールバックル高性能スタールフォルダーTH82-P、オートトリム、後方給紙装置、自動転回装置を備えたポーラーN137 PACE(Polar Automation for Cutting Efficiency)が含まれています。新しい機械は2022年4月から7月の間に稼働が開始する予定です。
「この投資の目的は、従業員を増員せずに生産量を大幅に向上させることです。」とザットラーメディアグループのテクノロジー・オーガニゼーション責任者ラルフ・ビュットナー氏は述べています。「ハイデルベルグのテクノロジーのおかげで、夏までに印刷されていない用紙から折り工程そしてパレットに積載された折り丁まで、プロセス全体が大幅に自動化されます。」これを実現するために、ザットラープレミアムプリント社は、枚葉オフセット、断裁、および折り技術をデジタルワークフロー制御システムに統合します。高速で、自動化された正確なセットアップに必要なすべての情報は、プリプレスから生産システムに転送されます。これには、ポーラーPACEシステムの断裁プログラムを完全に自動計算するための面付けソフトウェアからのデータも含まれます。
ラルフ・ビュットナー氏は、紙折り機スタールフォルダーTH82-Pによって生産性が大幅に向上することを期待しています。PFXフィーダは、用紙を折り機にストリーム給紙します。これによりザットラープレミアムプリント社は、毎時18,000枚の出力が可能になります。これは、スタールフォルダーTH82-PがスピードマスターXL106の生産に対応できることを意味しており、枚葉オフセットのピークパフォーマンスをシームレスにポストプレスに引き継ぐことができます。折り機の排出部に設置されたP-スタッカーは、折り丁の束を掴み自動でパレットに積むことが可能です。ロボットはプロセス安定性を高速で実現するだけではなく、オペレータの肉体的な負担も軽減できるため、空いた時間を他の業務に割くことができます。「私たちは市場を注意深く観察し、様々な選択肢を検討しました。」とビュットナー氏は振り返ります。「最終的にハイデルベルグは、エンドツーエンドのプロセスチェーンに渡って完全かつ高度に自動化されたシステムで、私たちを魅了しました。」
サービス契約の一環として、ザットラープレミアムプリント社には、24カ月間サービスとメンテナンス作業が保証されており、これはさらに48カ月に延長することができます。この契約には、スピードマスターXL106の制御ステーションであるプリネクトプレスセンターXL3の定期的なソフトウェアアップデートも含まれています。
ザットラープレミアムプリント社が高性能のテクノロジーに投資するという決定を下したことは、ドイツの印刷業界に戻ってきた明るい兆しの一例です。過去2年に渡り、業界は若干停滞していましたが、多くの印刷会社は現在、新たなテクノロジーを取り入れ、最先端の生産システムへの更なる投資を求めています。ハイデルベルグのドイツにおける販売責任者であるデビット・シュメディングは「私たちは、すべての市場と地域において投資行動が拡大していることを感じています。過去数か月間の売上高は、ハイデルベルグが一貫したデジタル化戦略に支えられた革新的なソリューションで正しい方向に進んでいることを私たちに確信させ、それを現実として示すものです。」
デジタルマーケティング部
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