株式会社ウエマツ、スピードマスターXL106-4-P 2020ジェネレーションを導入

03/04/2022

  • 5年間で6台目となった菊全寸のび判4色両面兼用機のスピードマスターXL106-4-P
  • 異常なロット数の減少、異次元プロジェクト、Push to Stop
  • 最高のパフォーマンス、そして成功のために強力なサポートをend to endで継続

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、2022年2月28日、株式会社ウエマツ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 福田浩志)の戸田工場(埼玉県戸田市)にて、印刷業界紙各社を招き、2017年の初導入から5年、6台目のスピードマスターXL106となる菊全寸のび判4色両面兼用機スピードマスターXL106-4-P 2020ジェネレーション導入の記者発表会を開催いたしました。

5年間で6台目となった4色両面兼用機のスピードマスターXL106-4-P
異常なロット数の減少、異次元プロジェクト、Push to Stop
最高のパフォーマンス、そして成功のために強力なサポートをend to endで継続
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

株式会社ウエマツ、スピードマスターXL106-4-P 2020ジェネレーションを導入

03/04/2022

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、2022年2月28日、株式会社ウエマツ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 福田浩志)の戸田工場(埼玉県戸田市)にて、印刷業界紙各社を招き、2017年の初導入から5年、6台目のスピードマスターXL106となる菊全寸のび判4色両面兼用機スピードマスターXL106-4-P 2020ジェネレーション導入の記者発表会を開催いたしました。

5年間で6台目となった4色両面兼用機のスピードマスターXL106-4-P

株式会社ウエマツは、1958年の創業以来、刷版・印刷・加工の分野に特化し、オフセット枚葉印刷の受託製造専門会社として、全国でもトップクラスの生産力を誇る印刷会社です。断裁機や折り機についてはそれまでもハイデルベルグ・ジャパンから導入されていましたが、印刷機が導入されたのは2017年が初めて。

記者発表会で最初に登壇したハイデルベルグ・ジャパン執行役員営業本部長の土山昌雄は、「金融界から転身されてきた福田社長は、費用対効果に非常に厳しく、それが会社の経営陣の皆様にも浸透されています。それだけに、5年前に初めて印刷機の導入をご決断いただき、その後複数台をご利用いただいた上で、5年後の今、グループ会社である株式会社スマートグラフィックス様の2台を含め、6台目をご導入いただいたことは、営業である私のみならず、私たち社員全員にとって大きな喜びと自信になっています。」と、感謝を述べました。「ウエマツ様は、初導入以前より、私たちが最近よく言うデジタル化や自動化による“DX≒属人性の排除”という考え方を積極的に取り入れ、導入されているXL106もまた属人性を排除するための自動化装置をすべて装備した仕様になっており、機械にやらせるべきことと、人がやるべきことを明確に分けてビジネスを進めていらっしゃいます。」と、導入された機械の仕様、株式会社ウエマツが取り組むDXによる生産性向上の取り組みについて紹介しました。

異常なロット数の減少、異次元プロジェクト、Push to Stop

続いて登壇した株式会社ウエマツの福田社長は、「生産性向上に取り組んでいる中で、世界で一番生産性の高い印刷会社に、ハイデルベルグのアレンジで2014年に見学に行くことができました。イギリスにあるESPという会社で、そこには印刷オタクとも言える印刷の生産性を徹底的に追及しているアンソニー・サルビーという社長がいて、たった2台の機械で、当時18台あった弊社と同じくらいの生産をしていました。プルーフの有無等印刷の商習慣の違いはあるものの、これは学ぶ点があると思い、帰国してすぐに“異次元プロジェクト”を立ち上げました。準備時間を究極に短縮し生産性を飛躍的に向上するというものです。一方、ハイデルベルグも究極に属人性を排除して自動化を図るPush to Stopという考え方を持っていました。そうした意味で、ハイデルベルグとなら“異次元プロジェクト”に共に挑戦できるのではないかと考え、パートナーシップを組むことにしたわけです。」と、ハイデルベルグとのパートナーシップのスタートを説明しました。

また、スピードマスターXL106を選択した理由については、「2017年くらいからロットの減少は異常です。いくら受注件数が伸びても、ロットの減少がそれを上回る。そうなれば導入すべき機械を選択するのは簡単なんです。自動化して準備時間を短くすることができる機械です。まさに、時代の要求、我々が取り組んでいる異次元プロジェクト、Push to Stopを実現できるハイデルベルグが、ガッチリと一致したわけです。」と、述べました。さらに、「私たちは、会社の収益に於いては、生産性が高く、売上の上がる機械が良いと考えています。最初の投資額が大きくても、長期的な目で見ると利益をより上げてくれるからです。現実的に、私たちが記録しているデータは、ハイデルベルグの機械がいかに生産性の高いものかを証明しています。」と加え、今回決め手となった具体的な装置についても、タッチポイントを極限まで削減するインプレスコントロール、稼働中に使用していないユニットの洗浄等が行えるハイカラーマルチドライブの二つを、準備時間短縮には絶大な効果があるとして挙げました。また、「この新しい機能によって、1/1、2/2といった特色だらけの新しい分野にも進出することができます。」と、この投資によって更なるビジネスの拡大にも意欲を示しました。

最高のパフォーマンス、そして成功のために強力なサポートをend to endで継続

最後に登壇したハイデルベルグ・ジャパンのバウアーは、「HDF21の会長をはじめ、業界において多くの要職に就かれて、DXや生産性の向上、それをExecution(実行)することを重視していらっしゃる福田社長に、ハイデルベルグのソリューションの価値をご理解いただき、さらに5年の間に6台37ユニットの機械を導入いただいたことは本当に感謝しています。本日も現場を見せていただきましたが、すべての機械がほぼ最高速で稼働し、弊社の機械のパフォーマンスを最高に引き出されていました。とても嬉しく感じています。ハイデルベルグ・ジャパンは、これからも株式会社ウエマツ様の成功のためにend to endで強力にサポートさせていただきます。」と、強力なパートナーシップで共に成功を目指していくことを約束しました。

現場では、新しく導入されたスピードマスターXL106-4-Pを使って、実際に1C(黒) / 2C(特色1・黒)から1C(黒) / 1C(黒)、1C(黒) / 2C(特色2・黒)へのジョブチェンジを行い、Push to Stop テクノロジーでジョブチェンジが行われている最中に、使わないユニットの洗浄/インキ替え等の色替えが行われるプロセスが披露されました。


【導入された6台の印刷機と導入時期】


4, 5はグループ会社である株式会社スマートグラフィックス様への納入機

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